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ランズマンの映画6本

クロード・ランズマン監督のホロコーストを扱った映画、ショアー、ゾビブル、不正義の果て、を見ました。
1975年から10年以上にわたって集められたインタビューです。ショアーは4部作、合計9時間強あり、絶滅収容所の生存者、SSの隊員、ゲットーの生存者のインタビューで成り立っています。やはり、全部見てこそ、その恐ろしさが分かる。できれば、収容所やゲットーを生き延びた人々、当時のワルシャワ・ゲットーのナンバー2やトレブリンカ収容所の伍長、収容所周辺に住むポーランド人へのインタビューで構成されているショアー(ワルシャワゲットーの蜂起は失敗に終わる)、ゾビブル絶滅収容所のユダヤ人蜂起に関するてゾビブル、ナチスの宣伝に使われたテレージエンシュタットの長老のインタビューがメインの不正義の果ての順で見ると、最後の不正義の果ての恐ろしさがわかります。

残念ながら、DVDは絶版。もう一度販売してくれたら買いたい。
そして死ぬ前にもう一度通してみておきたい。
虐殺に加担する側も、虐殺される側も、極限に置かれた人間の非道はすさまじく、そして自分がその立場になったら、正しい行いができるのか。いったい、何が正義なのか。と考えさせられます。
生き残ったSS隊員は声をそろえて「当時は知らなかった」「私は非力だった。そうせざるを得なかった」と言い張ります。ワルシャワ・ゲットーのナンバー2がです。
長老の話は、まるで株主総会の事業報告を聞いているようです。
たった2日間、あわせて2時間しかワルシャワ・ゲットーを見学(?)しなかったポーランド人の活動家は、35年前のそのときの様子を思い出して、誰よりも激しく動揺し、むせび泣きます。
長期間にわたってもっとひどい目に合ってきたユダヤ人の生存者は淡々と事実を語ります。まるで一度心が殺されたように。しかし、そのユダヤ人のゲットーさえも、ユダヤ人の中で階級が分かれていました。貧しいものが先に死んでいったのです。非常時における正しい行動とは何か。自分だったらどうするのか。答えは出ません。

私はドイツ、ハンブルグのノイエンガメ強制収容所、イスラエルのヤッド・バシェムのホロコースト記念館に行きましたが、それよりも多くのことをこの映像は語っています。
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02:02 | 猫以外のこと | comment (-) | trackbacks (0) | page top↑
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