2015年、無事に迎えました

あけましておめでとうございます。
昨年末はどうなることかと思われたねこやま家だが、無事に全員そろって(ロッシーは病院で年越し)2015年を迎えることができた。
今年は早々キジの手術があるが、頑張ってもらいたい。
ニンゲンも勉強がんばるぞ!

昨日はレディースデーで、「ガガーリン 世界を変えた108分」を見た。
今日は映画の日で「6歳の僕が大人になるまで」を見てきました。
ネタばれがあるかもしれないので、見てない人は続きはみないでください。
ガガーリン、すごくよかった。
アポロ13のように宇宙でのトラブルを解決するなどのドキドキハラハラな劇的展開を期待してはいけない。
なにしろ、世界初の有人宇宙飛行は108分なのだから。
でも、全体を通じて独特の緊張感が漂い、打ち上げ自体に感情移入しながら見ることができた。
アポロ13は、すでに宇宙飛行や月面着陸が成功している中で、アクシデントに見舞われたミッションを描いているが、何しろこちらは人類初の有人ロケットを大気圏外に飛ばし、生還させるのである。
無重力空間で人間の脳が耐えられるかもわからない、何もかもが未知の世界なのである。
冷戦による米ソの対立がなかったら、こんな壮大なミッションは成功しなかったかもしれない。
そして、宇宙飛行士の訓練所になぜかワンコが出てくるのだが、あれは、宇宙に連れて行かれたライカちゃんだったのだろうか。
候補生のせりふにも、「俺たちはどうせライカみたいな実験動物なんだ」というせりふがあった。
でも、純粋な気持ちで宇宙にむかい、プロパガンダに利用され、国家に運命を捻じ曲げられた青年。最後の彼の肉声が刺さります。(ニンゲン、涙して劇場を後に)

「6歳のぼくが大人になるまで」、もとてもよかった。そしてちょっとした恐怖映画だった(私にとっては)
原題はBoyhood (少年時代)である。
子供でいることがどんなに大変だったかを改めて思い出した。
こういう映画はなかなかない。子供を描くとき、たいていのドラマは映画は大人の視点で子供を描く。
あるいは、とても特殊な事件、特殊な子供にスポットを当てるので、共感できないのだ。
でも、この映画の主役の少年はフツーのアメリカの子供である。
同じ俳優を使って12年にわたって撮っているが、映画では、その都度その時々の風俗や社会がわかるエピソードを入れたり、どこにでもありえる小さいエピソードを積み重ねることで、なぜ少年が「あんなタイプ」の子供になってしまったのか、なぜ母親は再婚相手と離婚しなければならなかったか、丁寧に描いている。

主役の少年の母親は、子供2人を連れて2度再婚するが、両方の夫とも酒に走り、子供を威圧したり、家族に暴力を振るうようになる。普通なら「継父」を悪人に描けばすむところだが、彼らは元はやさしい男たちだったのである。子供たちのパパになろうとしていたのである。それが、家族を持って、妻の連れ子(別に子供たちが何をしたわけでもないが、本当の父親にようには懐かない)がいるだけで、「悪い男」になってしまうのである。これは本当に怖い。人は本当に弱い。

また、子供の運命は親に翻弄される。自分ではまったくコントロールが効かない。
子供は親が思うよりも親に甘えないし、事情をよく理解している。
最後に少年が、自分で道を切り開く年になって映画は終わる。

本当によくできた映画であるが、あまりにあっさりした終わり方に拍子抜けしたものの、再度のエンドロールの音楽を聞いているうちに泣けてきた。というわけで、ニンゲンは2日間映画館で泣いて新年を迎えましたとさ。



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